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PostgreSQL

WindowsにPostgreSQLをインストールしてサーバー化

投稿日:2019年9月23日 更新日:

目的

自分の身の回りのデータ(特に口座残高などのお金関連)を管理したい。エクセルに書いていってもいいのだが、せっかくなのでDBを使ってやりたいと思い立ちました。PosgreSQLを適当なWindows10端末にインストールしてサーバー化し、外部の端末から使用しようと思います。

環境

  • windows10
  • Intel i5
  • メモリ4GB

過去に使っていた適当な端末を使用。Linux化してやろうかとも思いましたが、そのまま使うことにしました。

PostgreSQLインストール

以下のサイトからwindows版のpostgreSQLをダウンロードします。
https://www.enterprisedb.com/downloads/postgres-postgresql-downloads

バージョンは11.5を選択しました。

落としてきたインストーラをダブルクリック。



VC++ Redistributableのセットアップのウィンドウが立ち上がります。勝手に動くので静観します。




Installation Directoryは以下の通りデフォルトパスのまま [Next] 。





Componentsが選択できます。こちらも以下の通りデフォルトの全選択のまま [Next] 。







次のData Directoryのパスもデフォルトパスのまま [Next] 。







Passwordを記入します。忘れると面倒なので、メモなりするのが良いです。






Portもデフォルトのまま [Next] 。セキュリティを気にするなら変更するのもありです。






Advanced Optionsもそのまま [Next] 。







今まで設定したパラメータの確認画面が出てくるので、問題ないことを確認して [Next] 。






Installの準備が整ったので、いざ、[Next]を選択。






インストールが完了したら、FInishを押します。Stack Builderは外しておきました。

外部接続許可設定

以下のパスに移動します。
C:\Program Files\PostgreSQL\11\data

フォルダ内のpg_hba.confをテキストエディタで開きます。





ファイル内に許可するIPを記載します。以下は同一ネットワーク内の192.168.1.1を許可する例です。

# IPv4 local connections:
host    all             all             127.0.0.1/32            md5

#以下を追加
#IPv4 remote connections:
host    all             all             192.168.1.1/32         password

次に、編集したconfファイルを反映させるためにサービスを再起動します。windowsのサービスを立ち上げて(左下の検索画面で”サービス”を打つと出てきます)postgresqlを探します。

見つけたら選択し、左側にあるサービスの再起動をクリックします。左のメニューが出てこない場合は、サービスを立ち上げる際に、管理者として実行してみてください。

Firewall開放

コントロールパネル→システムとセキュリティ→Windows Defender ファイヤウォールと開き、詳細設定を選択します。

次に、受信の規則を選択します。

画面の右側にある、新しい規則を選択します。



新規の受信の規則ウィザードが立ち上がるので、ポートを選択して「次へ」。




TCP、特定のローカルポートを選択した状態でPostgreSQLのポートを記入します。(今回はPostgreSQLのデフォルトポートを使用するので5432です)





接続を許可するを選択した状態で「次へ」。





プロファイル選択画面がでます。今回はドメインは使わないためチェックは外して「次へ」。







Firewallの規則に名前が付けられますので、適当な名前を記入します。完了を押して終了。

ここまででPostgreSQL側の設定は終了です。

接続テスト

今回はa5m2というDBへの接続ツールを使って検証します。個人的にかなり重宝しているツールです。
A5M2:https://a5m2.mmatsubara.com/index.en.html

サーバー名にPostgreSQLの端末側のIPアドレスを入力し、データベース名、ユーザー名にPostgreSQLのデフォルトであるpostgresを入力し、「テスト接続」を押します。

無事接続できました。

まとめ

RDBMSのサーバーでもRDBMSが使われることが多いと思いますが、WindowsでもPostgreSQLのサーバーが構築できることが確認できました。

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