【解決済み】Windows11でSnipping Toolが使えない問題について
概要
以下の記事で紹介したとおり、Dell Inspiron5480をWindows10からWiondows11へのアップグレードには一応成功したのですが、新たな問題が発生しました。
Windows11へアップグレード後に再起動してもWindows10に戻ってしまう場合の対処法 – IT Learning (obenkyolab.com)
なんと愛用していたWindows標準機能であるSnipping Toolがうまく動かなくなってしまいました。
結論から言うと、 更新プログラム(KB500829 )を適用したところ治りました。
同じトラブルに遭遇される方もいると思いますので、症状と復旧までの流れについて紹介していきたいと思います。
環境
- Dell Inspiron 5480
- Windows 11 Home 21H2
発生状況
Windows11にアップグレードした直後、いつものように[Windows] + [Shift] + [S] の同時押しで領域のスクリーンショットを取ろうとしたところ、何も反応しないという症状が発生しました。
嫌な予感がしつつ、snippingtoolを起動してみたところ、とりあえずアプリは問題なく起動しました。
ただ、この時点で [Windows] + [Shift] + [S] がで切り取れると思いっきり書いてあるにもかかわらず、押しても反応しないことにかなり違和感がありました。
そして、Snipping Tool画面の [+ 新規] をクリックしてみたところ・・・以下の表示が現れました。
解決方法としてリフレッシュを提案されましたが、リフレッシュってそんなに気軽にやるものではないでしょと思いつつ、Snipping Toolが使えないのはかなり不便なため、必要なデータをバックアップした上で、リフレッシュを実行しました。
結果
絶望的なことに、リフレッシュしてもこの症状は改善しませんでした。相変わらず、すべての症状が同じ状態です。
OSのバージョンアップの恐ろしさを改めて実感しました。
とりあえずの対処
どうにもならないので、とりあえずマイクロソフトストアからOSSのShareXという領域切り取りができるアプリを入れて代替しました
代替として使い始めましたが、想像以上に機能が優れており、もうSnipping Tool要らなくない?と思ってしまいつつあります。
原因
以下の記事を読ませていただいたところ、どうやら証明書関連の問題でWindowsから緊急パッチが公開されたようです。
Windows 11でSnipping Toolなどが開けない問題の緊急パッチ公開 – ITmedia NEWS
もう、リフレッシュしてしまいましたよ・・・と絶望しつつ、恒久的な対処としてはこのパッチを適用するのが良さそうです。
パッチ適用
早速Windows Updateを確認したところ、上記記事で紹介されていた緊急パッチが入った更新プログラム(KB5008295)が来ていました。
早速適用してPC再起動します。
まず、 [Windows] + [Shift] + [S] が機能するようになったかを確認。
動くようになっている!
次にSnipping Toolを確認。こちらも動きました。
まとめ
Windows11でSnipping Toolが使えなくなった場合は 更新プログラム(KB500829)を試してください。
ただし、ShareXも優秀なのでおすすめです。
ネット上で色々な意見が錯綜していますが、ウインドウ11である日、Snippingで画面をカットしてウインドウに貼り付けると画像は貼り付けされず、枠線だけになりました。 これを解消する方法はファイル→その他→オプション→詳細設定→構成内容の表示→図をイメージ枠で表示する(P)の✓を外すで解消します。