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【Unity】オブジェクトを周回させるスクリプト

投稿日:2020年8月12日 更新日:

目的

Unityでオブジェクトを周回させる方法についてメモする。今回は例としてキャラクタの周りをぐるぐる周回するSharkを作ってみます。

環境

Unity 2019 4.3f1
#NVJOB Boids
Standard Assetes

Step1 : 必要AssetのDownload&Import

今回は以下の二つのAssetを使用させてもらいます。Asset Storeから入手します。

  • Standard Assets
  • #NVJOB Boids

Standard Assetsは人型キャラクターを使うため、#NBJOB BoidsはSharkのprefabを使用するためです。

Step2 : オブジェクトの配置

まず初めにTerrianは何か適当に用意した後、Projectの中のAssetes > Standard Assets > Characters > ThirdPersonCharacter > ModelsからEthanのモデルをドラッグ&ドロップでSceneへ配置します。

次にSharkを配置します。Assetes > #NVJOB Boids >Example Scenes > Other > Shark >Mesh >SharkからSharkをドラッグ&ドロップで人型配置します。

Step3 : 周回スクリプトの作成

Project > Assetsの直下にC#スクリプトを作成し、以下のコードを記述します。以下の例ではスクリプト名をOrbitとしています。

using System.Collections;
using System.Collections.Generic;
using UnityEngine;

public class Orbit : MonoBehaviour
{
    // Start is called before the first frame update
    [SerializeField] GameObject center;
    void Start()
    {
        
    }

    // Update is called once per frame
    void Update()
    {
        transform.RotateAround(center.transform.position, Vector3.down, 20 * Time.deltaTime);
    }
}

周回を制御するのはtransform.RotateAroundです。引数一つ目は周回の中心として設定するオブジェクトの座標です。今回はGameObjectから取得する設定にしています。引数二つ目が回転軸です。デフォルトだとY軸がUP方向なはずですので、Vector3.downでY軸方向に回転します。引数三つ目が回転速度です。速度調整はTime.deltaTimeの係数(上記だと20)を調整して変えてください。

Step4 : スクリプトのアタッチと中心設定

C#スクリプトをSharkに対してドラッグ&ドロップでアタッチした後、Inspecterから先ほどのOrbitスクリプトのCenterとして、人型キャラのEthanを設定します。

Step5 : 実行して確認

Gameを開始してみます。

無事にSharkがぐるぐる周回して狙われてる感がでました。

その他

途中でミスしたところとして、transform.RotateAroundでVector3.upとしていたらサメが後ろ向きに周回してしまいました。Vector3.downにすることで、前進してくれました。また、速度を-にすることでも同様に解消しました。このあたりはオブジェクトの配置の仕方にもよるので、動かして微調整というところです。

以上

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