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目的
OSSのBIツールであるMetabaseをwindows10にインストールして動作させてみます。metabase はjavaで動作するようなのでOpenJDKを使用して動かせるか確認してみます。
環境
OS : Windows10
JDK : OpenJDK 13.0.2
Metabase : version 0.33.4
Step1 : JDKの準備
Metabaseの公式サイトによると、MetabaseはOpenJDKまたはOracleJDKのいずれでも動作するとのことです。今回は以下のリンク先からOpenJDK13をzip形式でダウンロードして使用します。
ダウンロードしたzipファイルを適当な場所に展開して配置します。以下はCドライブ直下にmetabaseというフォルダを作成して配置した場合のjava.exeまでのpathです。
C:\metabase\openjdk-13.0.2_windows-x64_bin\jdk-13.0.2\bin\java.exe
Step2 : Metabaseのダウンロード
以下のmetabaseのサイトからmeetabaseのjarファイルをダウンロードします。
https://www.metabase.com/start/jar.html
ダウンロードしたmetabase.jarファイルを先ほど作成したC:\metabaseの中に配置します。
Step3 : Metabaseのインストール
コマンドプロンプトを管理者として起動し、以下のコマンドでインストールします。
cd C:\metabase\openjdk-13.0.2_windows-x64_bin\jdk-13.0.2\bin java -jar C:\metabase\metabase.jar
するとインストールが始まり、以下のようなフォルダとファイルが出来上がります。
- plugins ←フォルダ
- metabase.db.mv.db
- metabase.db.trace.db
Step4 : Metabaseへのアクセス
先ほどから実行中のコマンドプロンプトは閉じずにそのままの状態にしておきます。
chromeなどのwebブラウザからhttp://localhost:3000へアクセスするとMetabaseの初期画面が立ち上がります。
あとは画面のガイダンスに沿って管理者ユーザの作成などを行えば完了です。
Step5 : その他
インストールした後、再度サービスを起動するためには、以下のコマンドをバッチファイル化してショートカットなどを置いておくか、スタートアップなどに設置しておくことをお勧めします。ログイン後に常に使えるようになり便利です。
cd C:\metabase\openjdk-13.0.2_windows-x64_bin\jdk-13.0.2\bin java -jar C:\metabase\metabase.jar
まとめ
windows10環境でも非常に簡単に立ち上げまでできました。webベースのossは初期立ち上げまでが手こずることが多いですが、Metabaseは非常に容易な部類に入ると思います。
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