CentOSのOpenJDK8をOpenJDK11へ移行する
概要
CentOSで使用していたJava8の環境をJava11へアップグレードしたため、手順についてメモしていきたいと思います。OpenJDK8からOpenJDK11への移行になります。移行する理由は単純に新しいバージョンにそろそろ変えていった方がいいだろう、くらいの軽い理由です。
Step1 : 旧環境の確認
java -version
openjdk version “1.8.0_262”
OpenJDK Runtime Environment (build 1.8.0_262-b10)
OpenJDK 64-Bit Server VM (build 25.262-b10, mixed mode)
Step2 : 既存のOpenJDK8の削除
yum removeで削除します。漏れがないようにワイルドカードで指定しておきました。
sudo yum -y remove java-1.8.0-openjdk*
実行後に消えているか確認する。
java -version
-bash : /usr/bin/java: No such file or directory
無事に消えていました。
Step3 : OpenJDK11をインストール
OpenJDK8は無事に削除できたため、続いてOpenJDK11をインストールしていきます。
yumコマンドによりインストールします。
sudo yum install java-11-openjdk
今回はRuntime環境として使う予定のため、上記のようなコマンドですが、開発環境も必要な場合は以下でインストールすることができます。
sudo yum install java-11-openjdk-devel
途中でy/Nの入力が聞かれるので、都度確認してyを入力します。
実行が完了したら最後にインストールできているか確認します。
java -version
openjdk version “11.0.17” 2022-10-18 LTS
OpenJDK Runtime Environment (Red_Hat-11.0.17.0.8-2.el7_9) (build 11.0.17+8-LTS)
OpenJDK 64-Bit Server VM (Red_Hat-11.0.17.0.8-2.el7_9) (build 11.0.17+8-LTS, mixed mode, sharing)
無事に更新ができました。
まとめ
以下の順番で移行することができました。
- OpenJDK8を削除
- OpenJDK11をyumでインストール