A5M2のテーブルエディタでNULL値に戻す方法
概要
データベースのSQL開発ツールとして無料で使用でき、高機能なA5M2というツールがあります。
以下からダウンロードできます。
このツールはOracle、SQLServer、MySQL、PostgreSQLなど主要なデータベースシステムへの接続ができるため複数のデータベースを同じGUIで開発することができるため大変重宝しています。
このA5M2ですが、テーブルエディタ機能があり、GUIからテーブルの値を簡単に編集することができます。
編集したいデータフィールドをダブルクリックし、変更したい値を入力するだけです。

update文を発行することなく簡単にできるので、生産性がかなり上がります。
A5M2の特徴として、もともとNULLの値が入っていたフィールドに一旦文字列を設定したさい、その文字列を消すと空白文字が残ります。このような場合にNULLに戻したい場合があったため、その実施方法などをメモしてます。
実証環境
- Windows10
- MySQL 5.5.62
- A5M2 2.14.5
ケース
このようにcol4が文字列型でNULLのフィールドがあるとします。

ここをダブルクリックして適当に編集します。

再度ダブルクリックして先ほど入力した値を[BackSpace]キーなどで消します。
すると、最初のNULLではなく、空白文字が残ります。

NULLに戻したいとき
NULLに戻したいフィールドを選択します。


簡単にNULLに戻すことができました。
データ型が文字列以外の場合
例えばINT型など空白文字を許容しないフィールドの場合は普通に[BackSpace]で消すだけでNULLに戻りました。便利です。

以上